
「ダイエットしてるのに痩せない…」
「リバウンドを繰り返してしまう…」
そんな悩みを持つ方も多いでしょう。
ダイエットに失敗したりリバウンドしてしまうのは、食事のPFCバランスが乱れているせいかもしれません。
ダイエット成功の秘訣は、PFCバランスを制することだともいえます。
そこで今回は、ダイエットのPFCバランスを分かりやすく解説していきます。
ダイエットのPFCバランスを分かりやすく解説
ダイエットのPFCバランスとは?
ダイエットの「PFCバランス」とは、三大栄養素であるProtein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)の摂取比率のことです。
ダイエットにおいてこのPFCバランスを調整することは、健康的に痩せるために非常に重要になってきます。
このPFCバランスが乱れると以下のような事態を引き起こし、ダイエットの妨げになる可能性があるでしょう。
- 代謝の低下...必要な栄養素が不足すると体は省エネモードになり、脂肪が燃焼しにくい状態に。基礎代謝も低下し、太りやすい体質になってしまいます。
- 筋肉量の減少...ダイエット中は特にタンパク質が不足しがち。筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、痩せにくい体質に。さらにたるみや姿勢が悪くなる原因にもなります。
- 栄養バランスの乱れ...特定の栄養素に偏った食事は健康を損なうだけでなく、肌荒れや便秘を引き起こす可能性も。また食欲のコントロールを難しくし、過食に繋がってしまうことも。
- リバウンド...無理な食事制限によるPFCバランスの乱れは、一時的に体重が減っても、体が飢餓状態と認識し、その後、食べたものを脂肪として蓄えようとするため、リバウンドを招きやすくなります。
PFCバランスを整えることでこのような問題を解決し、健康的にそして効率的にダイエットを進めることができるのです。
ダイエットのPFCバランスは自分にあった最適を見つけるのが大切
ダイエットにおけるPFCバランスの理想的な比率は、ダイエット目的や活動量・体質によって異なります。
まずは以下を参考に、自分に最適なPFCバランスを計算してみましょう!
ダイエットにおける最適なPFCバランスの見つけ方 基礎代謝量を計算
基礎代謝量とは、生命維持活動を行うために最低限必要なエネルギー量のことで、以下の式で計算できます。
- 女性: 665.1 + 9.6 × 体重(kg) + 1.72 × 身長(cm) – 4.7 × 年齢
- 男性: 66.0 + 13.7 × 体重(kg) + 5.0 × 身長(cm) – 6.8 × 年齢
例えば、30歳女性・身長160cm・体重55kgの場合、基礎代謝量は 約1266kcal となります。
ダイエットにおける最適なPFCバランスの見つけ方 活動レベルを考慮して1日の消費カロリーを算出
基礎代謝量に自分の活動レベルをかけたものが、1日に消費する総エネルギー量となります。
活動レベルについては、以下を参照してください。
- 活動レベル1.2...デスクワーク中心であまり運動しない
- 活動レベル1.5...週1〜2回軽い運動をする (30分程度のウォーキングなど)
- 活動レベル1.75...週3〜4回運動をする (1時間程度のジョギングなど)
- 活動レベル2.0...週6〜7回運動をする、または肉体労働をしている
先ほどの30代女性の例で週3回運動をする場合は、活動レベル1.75なので1日の総エネルギー消費量は 約2215kcal となります。
ダイエットにおける最適なPFCバランスの見つけ方 目標とするPFCバランスを設定
続いてダイエット目的や体質に合わせて、PFCバランスの目標値を設定します。
PFCバランスの目標値は以下を参考にしてください。
- 標準的なダイエット(P:20% F:20% C:60%) → 健康的にバランス良く痩せたい方におすすめ
- 筋肉をつけたいダイエット(P:30% F:20% C:50% )→ 運動と合わせて筋肉量を増やし、代謝アップを目指したい方におすすめ
- 緩やかに痩せたいダイエット(P:15% F:25% C:60% )→ 無理せず、ストレスをためずにダイエットを続けたい方におすすめ
ダイエットにおける最適なPFCバランスの見つけ方 各栄養素の摂取量を計算
最後に、目標カロリーとPFCバランスから、各栄養素の摂取量を計算していきましょう。
先ほどの30代女性の例で、標準的なPFCバランス(P:20% F:20% C:60%)を目指す場合、
- タンパク質...2215kcal × 0.2 ÷ 4kcal/g = 約111g
- 脂質...2215kcal × 0.2 ÷ 9kcal/g = 約49g
- 炭水化物...2215kcal × 0.6 ÷ 4kcal/g = 約332g
となります。(タンパク質は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcal、炭水化物は1gあたり4kcalで計算)
PFCバランス計算ツールを活用しよう!
ここまでPFCバランスについて詳しく計算方法を紹介してきましたが、正直自分で「PFCバランスを計算するのがかなりめんどくさい!」という人もいますよね。
自分で計算するのが面倒な方は、PFCバランス計算ツールを利用するのもおすすめです。
計算サイト: 「PFCバランス 計算」などのキーワードで検索すると、自動で計算してくれるサイトが多数あります。
また、ダイエットアプリの中には食事記録・分析などの他に、PFCバランスを自動計算してくれる機能が搭載されているものもありますので探してみるのもよいでしょう。
ダイエットのPFCバランスを意識した食事のコツ
ダイエットで自分が摂取した方が良いPFCバランスの数値はわかったけれど、実際にどのように食事をしたらいいのかわからないという人もいますよね。
ダイエットのPFCバランスを意識した食事にチャレンジしたい場合には、以下のコツを押さえていきましょう。
- 毎食肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などを、毎食、手のひらサイズを目安に食べてタンパク質を摂取する
- 飽和脂肪酸が多い動物性脂肪よりも、不飽和脂肪酸が多い魚やナッツ類、植物油を積極的に摂取する。
- 白米よりも玄米、パンよりも全粒粉パン、うどんよりもそばなど、食物繊維が豊富なものを選ぶ。
- ビタミン、ミネラル、食物繊維を効率的に摂取するために野菜を積極的に取り入れる
- 脂質や糖質が多くなりがちな加工食品や外食はできるだけ避ける
ダイエットのPFCバランスを分かりやすく解説まとめ
今回は、ダイエットのPFCバランスを分かりやすく解説していきました。
ダイエットのPFCバランスとは、三大栄養素であるProtein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)の摂取比率のことです。
PFCバランスをマスターすることでお腹いっぱい食べながら、美しく理想体型に近づくこともできるようになります。
まずは自分のPFCバランスを計算して、食生活に落とし込んでいきましょう。